国際結婚の名字変更

国際結婚を考えている皆さま

結婚したら、名字ってどうなるの?

と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

国際結婚では、結婚しただけでは名字は変わりません。
その理由は、外国人には戸籍がないから💡

だから、結婚しても基本的には夫婦別姓です。

日本人同士の結婚では
夫婦別姓が認められず悩んでいる人たちもいる中で
別姓か同姓かが選択できることは恵まれている…
と考えることもできるかも知れません😌

メメは、悩みに悩んで、直前まで悩んで、
結局豊君の名字に変えました🤗

メメが悩んだ理由は
●名字を変えれば
➕結婚した感がある
➕もともとの名字が好きではないので、変えられる
➕子供ができたら子供の名字は両親と同じ名字になる→補足①
➖名前変更の続きが面倒
➖中国系の名前のせいで、子供が嫌な思いをするかもしれない…

名字を変えないと
➕名前変更の手続きが不要
➖結婚した感がない
➖子供ができたらメメの名字になり、パパの名字とは違う→補足①
➖好きではない名字のまま
➖パパの名字と異なることで、子供が嫌な思いをするかもしれない…
➖メメの名字のせいで、子供が嫌な思いをするかもしれない…→補足②
➖名字が異なる理由をいちいち説明する必要がある

補足①
これは夫が中国人、妻が日本人の場合です。先に述べたように、外国人には戸籍がありません。結婚したとしても、戸籍が与えられるわけではありません。そのため、子供が生まれた場合は、夫婦のうち戸籍を有する者の戸籍に登録され、子供はその名字が与えられます。だからメメが名字を変えない限り、子供はメメと同じ日本の名字になり、パパとは別の名字になる、というわけです。逆に夫が日本人、妻が中国人の場合は、子供は自動的にパパと同じ名字になり、ママとは違う名字になってしまいます。その場合は中国人のママが通称名を登録することで、すべての書類ではありませんが、パパと同じ名字を名乗ることが可能となります。

補足②
メメの名字は割と一般的な日本の名字ですが、中学生くらいまではよくからかわれました…😅

残念ながら日本はまだまだ閉鎖的で
ネットで調べれば調べるほど、日本で生活をする限り、
中国姓に変更することがよくないことであるように思えてきました😢

しかし中国姓をもつ友達にも相談し、
得をすることはまずないけど、損することもない。
損得で考えることがそもそも間違っているが、損か得かは自分の考え方次第!
という言葉に背中を押され、名字を変えることに決めました。

名字を変えるのに必要なものは
①戸籍謄本(本籍のある市町村に届け出る場合は不要)
②外国人との婚姻による氏の変更届け(役所でゲットできます)
③印鑑

これがあればばっちりです👌
ちなみに婚姻届を提出して6か月以内に届出を行う必要があります!
6か月を超えると家庭裁判所に届出を行うなど面倒なことになりますので。。。
あとは、元の姓と新しい姓をどちらも名乗りたい場合は
6か月以内であっても家庭裁判所への届け出が必要です。

また、本籍のある市町村以外に届出を行う場合には、
データの転送に数日かかるらしく…(この時代に!)
新しい名字の戸籍謄本がもらえるまでには数日待つ必要があります。
そのため、新しい名字の戸籍謄本が必要となる免許証の氏名変更などは
また別の日に行わなければなりません。これが少し面倒でした。

でも、免許証の変更をして新しい名前で呼ばれるときの喜びと戸惑いはとってもいい思い出になるはず😌

ネットには「大人の都合で子供が苦労するなんてかわいそう」
などという書き込みが多々あり、本当に複雑な気持ちになりますが、
日本人同士の結婚であっても、離婚や虐待、貧困など
子供が苦労することになる場合は考えられます。

まだ生まれてきてもいない自分の子供が実際に苦労するかどうかは
教育や環境、本人の性格なども影響してくるでしょう。
だから胸を張って、新しい名字を名乗ればいいと思います。

名字を変更しようかどうか悩んでる花嫁の皆さまに少しでも参考になれば…
とおもいます🤗